続きです。
今回は大獣神のコアとなるティラノザウルスを仕上げていきます。
大獣神の脚を作り始める前にまずはティラノザウルスを完成状態にしなければ先に進むことが出来ないので。
まずは尻尾から作り始めました。多少の可動と折りたたみギミックも組み込んでいます。
尻尾の変形はこんな感じ。
実際の大獣神はお尻のあたりから折り曲げる変形になっていますがそれだと背中や背中のマンモスの脚に干渉して腰をひねる可動ができなくなってしまいます。
そこで腰関節の位置よりも上にパタパタっと尻尾を移動させる変形機構にアレンジして可動域を損なわないようにしました。
次にティラノザウルスの脚部を組みました。
後で多少の調整は入るかもしれませんがティラノはこれでほぼ完成状態です。
設定にはない形態ですがこういうのも作中で見てみたかった気も。
ティラノだけだと問題ないですがマンモスが追加されると流石に重くて足首関節の保持力が持たないのでスタンド必須です。
ちょっと寄り道してしまいましたが股関節の耐荷重テストをしました。
股関節の保持力が足りないと立たせたときに股裂きと呼ばれる現象が起きてしまって倒れてしまうので大獣神脚部を作り始める前に重りを乗せて検証しようというわけです。
前述の通りティラノの足首関節の保持力が足りないので後ろのモニターに寄りかからせて検証してはいますがそれでもかなりの荷重が加わることには変わりはなく股裂きも発生せずに自立可能なのが証明できました。
これで安心して次の作業に進められます。
脚部の連結機構を考えないといけないので検証用のモデルを作成。
このように外側の一部が開き
ティラノの爪先を曲げ
ティラノの脚部を突っ込みます。
ここの合体はガオガイガー方式にアレンジしており膝関節の可動域を損なわないようになっています。
最初に開いたところを閉じることでティラノの脚とのロックが掛かり固定できるという仕組みです。
んで今こんな感じ。
足首の関節をどう組むか考えていたらここまでしか作業が進めませんでした。
次回は左脚担当のトリケラトプスを完成させてあげたいと思います。
